学生活動ネットワーク　「学ネットって？」

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「学ネット」立ち上げの背景

　世界単位で国際化がすすむ今日において、拓殖大学国際開発学部には社会的にも大きな役割があるといえます。過去、国際開発学部は渡辺利夫教授により創設され、拓殖大学に新風を巻き起こすように誕生しました。そして開発協力、ビジネス、国際交流で働く人材を幅広く育てようと「理論」「実践」「協働」を体系的に組み合わせたカリキュラムを実施してきました。しかし、本学部にはさまざまな問題が山積しています。

■学生の主体性について

本学部の学生の開発協力に対する意識は年々低下しています。本学部創設初期にみられた、学部生主体による活動は減少し、授業に対する姿勢も芳しくないといわれます。

■課外活動の情報共有不足について

国際開発学部には開発協力に熱心なさまざまな分野のＮＧＯ/ＮＰＯで課外活動を行っている学生が多数在籍しているにも関わらず、それら活動の報告をする場や、情報共有の場がありませんでした。

本学部はフィールドワークを推奨していますが、その情報は提供されず、学生個人が見つけてくることが求められ「活動したい、参加したいけど方法がわからない」という理由で機会を逃している学生が多くいたはずです。

　このような状況を打開するべく、国際開発学部のさらなる発展を目指し「国際開発学部　学生活動ネットワーク」を立案しました。このネットワークによって、学部生のＮＧＯ/ＮＰＯでの活動や、海外研修等の課外活動の情報共有、活動に興味のある学生のサポート、学部生の国際開発への意識向上のための企画を実施し、学生の主体性の向上を目指したいと考えます。

「学ネット」の目的

　2007年度から「国際開発学部」は「国際学部」と改称され、「国際協力コース」「国際経済コース」「国際政治コース」「国際文化コース」という４つのコースに分かれました。コースを分かれることは学部生のそれぞれの興味、関心にあった制度ですが、その根源にあるものは「国際開発学」ではないでしょうか。

　学ネットは「学部に集まる様々な興味、関心を持った学生たちをつなぎ、情報を交換しあう場」として設立しました。

「学ネット」規約

国際開発学部生であれば、誰でも学生活動ネットワークに参加できます。
国際開発学部生が関わり、課外活動を行っている団体は「学生活動ネットワーク加盟団体」に登録することが出来ます。
国際開発学部生であれば、誰でも「学生活動ネットワークメールマガジン」に登録することが出来ます。　　　
拓殖大学麗澤会に登録してある団体は「学生活動ネットワーク加盟団体」には登録できません。

「学ネット」の特徴

１．学生活動や課外活動の情報交換、イベント広報などをサポート。

　国際開発学部生（メンバー）は、イベントやオススメ書籍などの情報を学ネットに提供できます。それらの情報を学ネット運営スタッフがホームページ、メールマガジン、フリーペーパーなどで多くの学部生へ発信します。

　またメンバーが学内でのイベントを企画した場合、それを実施するためのメンバー募集をネットワークを利用して呼びかけたりします。

２．学部生の「やる気」をひきだすための「きっかけ」となるイベントをやります。

事務局は学部内でのイベントを企画・実施します。
・今年５月に実施した情報交換イベント「ガクセイ広場」を企画。
・学外から活動家を呼び、講演してもらう「講演会」の企画。
・国際的テーマの映画を上映する「上映会」を実施。

３．学部を多くの人に知ってもらうため、情宣活動を積極的に行います。

　学生活動ネットワークから発信し、学内のみならず学外に向けてもアプローチし、大きなネットワークを築いていく予定です。

　課外活動をする学部生を取り上げたフリーペーパーを作成します。それを学内学外に配布していきます。他大学と接触し、より濃い情報とネットワークを築いてきます。

４．やりたいことを、やりたいときに。

　現在、運営スタッフは１年生から４年生まで、所属団体やゼミもいろいろ。それぞれがやりたいことを、やってみたいことを自分たちのペースでやっています。

　学ネットでは、E館３階の「国際協力プラザ」の模様替えを計画しています。これは、運営スタッフから「やりたい！」と声があがった企画です。現在、担当の甲斐先生と相談しながら学生が使いやすい部屋を目指しています。

一緒に活動してみたい、って思った人はゼヒお気軽に連絡ください！⇒コッチ

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